(一社)住まいる総合研究所
代表理事 井口克美氏
関西を中心に、35年以上にわたり不動産領域の仕事に従事。マンションマーケットに精通し、
住まいの選び方・暮らし方・不動産市況等のセミナー講師や記事執筆など全国で活躍中
「都市再生緊急整備地域」に
指定され、
さらなる進化が期待できる
「枚方市」駅周辺
京阪本線「枚方市」駅前
再開発により駅前の風景が一変。
街の将来性に注目度がアップ
人口約39万人の中核都市である枚方市は、大阪と京都のちょうど中間という特性から、両エリアのベッドタウンとして発展してきた。市の中心地である京阪本線「枚方市」駅周辺は、2013年に策定された「枚方市駅周辺再整備基本計画」のもと、街の再開発が進められてきたが、2020年に国の「都市再生緊急整備地域」に指定された。
この指定でよりダイナミックな街の再整備が行われ、北口駅前広場に隣接する商業店舗施設「Hirakata Woven」や駅直結のツインタワー「ステーションヒル枚方」など、街の再整備が具体的に目に見える状況になってきたことで、各方面から注目される話題のエリアとなっている。枚方市駅周辺の街には大きな将来性が感じられる。

大阪と京都に、
それぞれ約20㎞の中間点。
枚方市駅周辺の
立地ポテンシャルと将来性。
大阪市と京都市の
2都の中間にポジショニング
大阪市と京都市の2都市へ直通アクセスが叶う枚方市駅。ビジネスや学びの場のほか、観光やエンタメ・ショッピングも気軽に愉しむことができる
(枚方市駅を中心とした地図)
都市再生緊急整備地域に指定される価値
特急停車駅「枚方市」駅から、大阪と京都の都心部に短時間でアクセスでき、他の路線にも乗り継ぎがスムーズなので、交通利便性は高い。両エリアの中間点というポジションは、かつて枚方市が大阪と京都の水陸交通の要「枚方宿」として発展していたように、両都市をつなぐ重要な役割を担っている。
それは、枚方市駅周辺が、国内でも58か所しかない「都市再生緊急整備地域(※1)」に指定されたことからも明らかだ。人口減少や高齢化などを背景に、これからの日本にとって重要な都市として再整備が必要なことを、大阪府だけでなく国が認めたということなので、その期待値の高さがわかるだろう。
この地域に指定されると、容積率が大幅に緩和されることで、従来よりも高い建物が建築可能となるので、今まで以上にダイナミックな街の再整備が進む。また、財政支援や金融支援、税制支援などの特例措置があるので、必然的に「ヒト、モノ、カネ」が集まることになる。
同じ地域に指定されている大阪駅や京都駅周辺の事例を見ても、再開発による街の将来の姿をいち早くイメージできた人が、いい買い物ができている。枚方市駅周辺の5年後、10年後の街をイメージすることが重要だ。
京阪本線・特急停車
「枚方市」駅徒歩8分(約620m)
京阪本線「枚方市」駅より
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京阪本線
「京橋」駅へ18分(14分)
※京阪本線特急利用の場合
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京阪本線
「淀屋橋」駅へ24分(21分)
※京阪本線特急利用の場合
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京阪本線
「三条」駅へ31分(29分)
※京阪本線特急利用の場合
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近鉄京阪本線
「京都」駅へ38分(40分)
※「丹波橋」駅まで京阪本線特急利用
同駅で近鉄京都線急行に乗換えの場合
※各()内は日中時の所要時間
生活利便性と静かな住環境の
両方が手に入る
「都市再生緊急整備地域」
隣接地に誕生
京阪本線「枚方市」駅前
再開発により、
都市機能が枚方市駅周辺に集中。
より便利で暮らしやすい街へ
都市再生緊急整備地域に隣接の
閑静な地に本物件は誕生
着々と進化を遂げている枚方市駅周辺
(2023年8月撮影の空撮に「枚方市駅周辺再整備基本計画」に基づき加工したもので、協議により変更となる場合がございます※2)
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関西医科大学 枚方学舎
2013年4月開設
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枚方T-site
2016年5月オープン
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枚方市総合文化芸術センター
本館2021年8月開館
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Hirakata Woven
2024年5月竣工
(2024年度商業店舗施設
オープン予定)
今後の再整備の期待感を上げる
駅前再開発
都市再生緊急整備地域内は、第1街区から第5街区に分類され、順次開発が進められている。
先行開発されたのは、駅前の第3街区。北口駅前広場は、バスとタクシーと、一般車両とのロータリー分離が行われ、便利で安全性の高い広場に再整備されている。また、商業店舗施設「Hirakata Woven」や複合開発ビル「ステーションヒル枚方」などが竣工したことで、駅前の景色が一変している。
「ステーションヒル枚方」には、既存の枚方市駅高架下商業施設と合わせた商業施設「枚方モール」が9月に開業。スーパーマーケットなど全78店舗が新たにオープンした。また、行政のサービスフロア、オフィスフロア、そして4つ星ホテルである「カンデオホテルズ大阪枚方」など、さまざまな生活施設が揃っている。
枚方T-SITEに代表される既存の商業施設に加え、新しい都市機能が加わるので、駅周辺の生活利便性や快適性はさらに充実していく。
これはまだ再整備のスタートに過ぎないので、これから地域内がさらに進化していくと考えるとワクワクするのではないだろうか。枚方市駅周辺の街の将来性に対する期待値が高いのは無理もないだろう。これからの街の変化がとても楽しみである。
2024年5月に竣工したステーションヒル枚方(徒歩9分)
閑静な住宅街に、
「枚方市」駅最寄りの分譲マンションが
5年ぶりに誕生
現地前に立つ井口氏。隣接南側には低層住宅が連なっているのがわかる(2024年6月撮影)
徒歩4分のあんご公園。豊かな緑の中に遊具のほか、広場やベンチもあり住民の憩いの場
市立枚方保育所へは徒歩4分の近さ。送り迎えもラクラク
当物件が誕生するのは、都市再生緊急整備地域の隣接地。駅周辺には、さまざまな商業施設やレストラン、カフェ、銀行、医院、郵便局、市役所などの生活施設が充実(※3)しているので、日常生活はとても便利。通勤や通学の行き帰りで買い物や用事を済ますことができるので、とても効率的である。
一方、周辺は閑静な住宅街で、空の広さが感じられる戸建街ならではの開放感がある。また、フラットな街並みで歩道も完備されているので、小さな子供が歩きやすく、ベビーカーを押しての移動も快適だ。徒歩13分内に保育所や小学校、塾などの教育施設や、遊具のある「あんご公園」があるので、子育てしやすい環境が整っている。
徒歩5分の天野川堤防はジョギングコースに最適で、春には約200本の桜が咲き誇る桜並木が、気分を高めてくれるだろう。
駅周辺の生活施設を日常的に活用できる環境と、落ち着いた静かな住環境の両方が手に入る立地は、まさに絶妙なポジションといえる。街の再整備により、新しい施設やサービスが生まれ、どんどん生活が便利で快適になるので、とても楽しみだ。
しかし、枚方市駅から歩けるマンションの数は少ない。実際、最寄り駅が「枚方市」駅のマンションは過去10年間で4物件。当物件は5年ぶり(※4)ということからも、注目度が高いのは当然といえるだろう。この機会に検討されることをお勧めする。
駅へは緑多いふれあい通りを
経由して清々しくアクセス

徒歩5分の市役所の本館と別館の間を貫く、豊かな自然と四季の移ろいを感じられるふれあい通り(約350m)はベンチなどもあり、市民の憩いのスペースとなっている
地上10階建て、
全49邸のマンション誕生。
平均面積約73.01㎡、
全邸南向きの3LDK。
image photo
明るさと開放感に溢れた
全邸南向きを実現
当物件は料亭「ひらかた仙亭」跡地。東西に広がる綺麗な形の敷地を活かし、全戸南向きの住棟配置を実現している。南側は、一戸建ての街並みが広がっているので、明るく開放感が感じられるだろう。ワンフロア4~6邸の住戸構成とし、角住戸率は約38%。ワイドなルーフバルコニー付き住戸もあり、上層階からは枚方の街並みを一望する眺望が期待できそうだ。
10階建て、全49邸の
邸宅型
マンション誕生
当物件は地上10階建て、全49邸。地域の街並みに溶け込むスタイリッシュなデザインで、住宅エリアのフロントゾーンで存在感を放つだろう。間取りは、65㎡台~93㎡超、平均専有面積73.01㎡とゆとりの広さを確保。全邸3LDKで8タイプのプランバリエーションが用意されているので、自分のライフスタイルや好みに合った部屋が見つかるだろう。
外観完成予想図

